リモートワークをしながら0歳児の育児をすることは、仕事と家事、赤ちゃんのケアを両立させるために多くの工夫が必要ですが、効率化ツールや便利なガジェットを活用することで、育児と仕事のバランスを取ることは十分可能です。
この記事では、Webデザイナーとして働く私（30代／男）が、実際にリモートワークと育児をこなす中で感じた役立つツール・ガジェットを紹介し、日々の負担を軽減するためのコツをお伝えします。
0歳児を育てながらリモートワークを成功させるためのコツ
育児に追われながらでも仕事を進める方法
リモートワーク中に仕事に集中するためには、育児の合間に短時間でも集中できる環境づくりが大切です。
0歳児は1日の大半を寝て過ごしますが、そのタイミングを活かして、赤ちゃんが寝ている時間に集中して作業を行うことがポイントです。
- タイムブロッキングを活用して、育児時間と仕事時間を明確に分ける
- 赤ちゃんが起きている時間帯には、比較的軽い作業やメールチェックを行い、集中が必要な作業は寝ている間に行う
赤ちゃんの成長段階に合わせた仕事時間の確保
0歳児は成長とともに日々のルーティンも変わっていきます。新生児期から6か月を過ぎると、睡眠パターンがある程度規則的になることが多く、このタイミングを見計らって仕事のスケジュールを調整することが重要です。
- 赤ちゃんの生活リズムに合わせ、仕事時間を細分化する
- 無理に一気に仕事を片付けようとせず、長期的なタスクを細かく分割するのがおすすめ
子供と仕事のバランスを取るためのデイリープラン
毎日の予定を立てる際には、育児と仕事の両立が可能なスケジュールを心掛けましょう。
朝の時間を有効活用し、赤ちゃんが落ち着いている間に重要な仕事を終わらせる工夫が有効です。
- 毎朝、簡単なルーティンを決めることで、スムーズに仕事を開始できる環境を整える
- 育児中の「突発的な出来事」にも対応できる柔軟なスケジュール作り
育児が楽になるおすすめツールとガジェット一覧
赤ちゃんの健康管理アプリ（授乳・オムツ交換・睡眠記録）
赤ちゃんの授乳、オムツ交換、睡眠の記録は、育児をしている中で頻繁に必要な作業です。これを手軽に管理できるアプリを活用することで、日常の負担を軽減できます。
私が使用しているのは、「ぴよログ」というアプリ。
「ミルク」「寝る」「おしっこ」「うんち」など、記録したい内容ごとにアイコンが用意されており、タップして「何ml」「量」などを選択するだけの簡単操作で記録ができます。
記録する手間も育児をする上でとても重要なため、操作に迷わずすぐに記録できることが重要です。
その点を「ぴよログ」は満たしているため、リモートワーカーにとてもおすすめです。
音声アシスタントで育児をサポート（Alexa、Google Home）
音声アシスタントは、育児中のハンズフリー操作に非常に役立ちます。赤ちゃんを抱っこしながらでも、リマインダーの設定、タイマーのセット、育児に関連する質問への回答などを音声で行えるため、手が離せない状況でも便利です。
私の場合、Alexaでタイマーのセッティングや、子どもに聞かせる音楽の再生、照明のオンオフを操作しています。
次のミルクのタイミング管理や、機嫌がいい時は音楽を聞かせたり、寝そうな時は照明を消したり。
どれもハンズフリーで行えるのはやはり便利です。
導入費用が安価な点も子育て世帯にはうれしいポイントです。
できるだけ熟睡してもらうためのバウンサー
リモートワーク中に赤ちゃんがぐっすりと寝てくれると、仕事に集中できる貴重な時間が確保できます。そのために、バウンサーの活用はとても効果的です。
赤ちゃんが心地よく眠れる揺れ幅・速度で動いてくれます。
自動で揺れを調整できる機能を持ったバウンサーや、赤ちゃんが眠りに入りやすいメロディーやホワイトノイズを再生できるタイプを選ぶと、赤ちゃんが熟睡してくれて仕事が捗るようになります。
ベビーモニターやベビーセンサーなどの便利ガジェット
赤ちゃんの様子をいつでもチェックできるベビーモニターや、しばらく動きを感知しないとアラームで知らせてくれるベビーセンサーは子育てにおいて必須ともいえるツールです。
ベビーモニターやベビーセンサーを使うことで、もし打ち合わせ中などで別の部屋に赤ちゃんがいたとしても、泣いた際にすぐに対応できます。
使い方が簡単で、誤作動の頻度も低い商品（実体験・口コミ基準）は以下です。
リモートワーク中のWebデザイナー必見！おすすめツール
子育てと仕事を両立するためには、子育てだけでなく業務自体も効率化する必要があります。
Webデザイナーの業務における、業務を効率化するためのツールなどをご紹介します。
Webデザインに役立つAIツール（Adobe Fireflyなど）
デザイン作業を効率化するために、AIを活用したツールが多く登場しています。例えば、Adobe Fireflyなどはデザイン作業を自動化し、短時間で高品質なグラフィックを作成することが可能です。
繰り返しの作業を自動化することで、育児の合間にも効率的に作業を進められます。
デザイン作業を効率化するオンラインリソース（Unsplash、Pexelsなど）
無料の素材を簡単に検索できるオンラインリソースは、Webデザイナーにとって時短の強力な味方です。UnsplashやPexelsなどのサービスを活用すれば、プロジェクトに必要な高品質な写真やイラストをすぐに手に入れることができます。
作業時間の短縮と、クリエイティブなインスピレーションを得るためのリソースとして活用できます。
時間管理とプロジェクト管理の効率化ツール
時間管理やプロジェクト管理は、育児中のリモートワークでは欠かせません。TogglやAsana、Notionなどのツールを活用して、プロジェクトの進捗を効率的に管理しましょう。
タイムトラッキングツールを使うことで、育児の合間にどれだけ仕事が進んだかを可視化できます。
リモートワークと育児を両立させるためのよくある質問
仕事と育児の切り替えタイミングをどうする？
リモートワーク中に、育児と仕事を切り替えるタイミングは非常に重要です。赤ちゃんの昼寝時間やおもちゃで遊んでいる時間を活用し、短時間でも集中することが求められます。
短時間集中の「ポモドーロ・テクニック」を取り入れ、育児の合間に効率よく仕事をこなすことができます。
「ポモドーロ・テクニック」とは、以下のような手順で集中力と制作性を向上するテクニックです。
- 25分のタイマーを設定して作業を開始する
- タイマーが鳴ったら、3～5分程度休憩をとる
- 4～5回に1回は、15～30分程度長めの休憩をとる
仕事中に赤ちゃんが泣いた場合、どう対応すべき？
赤ちゃんが突然泣き出すことは日常茶飯事です。リモートワーク中に泣き声に対処するためには、準備を整えておくことが重要です。特に会議中や集中したい作業中であれば、対処法を決めておくことでスムーズに対応できます。
- 会議中は、ベビーシッターアプリや家族にサポートをお願いする
- 赤ちゃんが安心できるおもちゃや、落ち着く音楽を用意しておく
赤ちゃんが起きたとき、仕事を中断するタイミングは？
赤ちゃんが昼寝から目覚めたり、ぐずり始めたりした場合、すぐに仕事を中断して対応するかどうかは悩みどころです。状況に応じて適切に対処するためのガイドラインを設けておくと良いでしょう。
- タスクが区切りの良いところまで終わる場合は、そのタイミングで中断する
- 急ぎの仕事がある場合は、抱っこひもを活用しながら作業を続けることも検討
赤ちゃんの授乳やおむつ替えの時間が予測できない場合、どう対応すべき？
0歳児のリズムは不規則なことが多く、授乳やおむつ替えが突然必要になることがあります。そのため、これに対応できる柔軟なスケジュールを持つことが大切です。
- バッファ時間をスケジュールに組み込み、予測できない中断に備える
- 事前に急ぎのタスクを片付け、いつでも中断できる余裕を持っておく
ツール＆ガジェットを上手に活用してリモートワークも育児も成功させよう
リモートワークと育児を両立するためには、適切なツールやガジェットを活用して、ストレスを減らすことが重要です。家事の負担を軽減するスマート家電や、日常的なタスクを自動化するツールを導入することで、心身の余裕が生まれます。
まずは、1〜2個のツールやガジェットを試してみて、自分の生活に合ったものを選びましょう。少しずつ日常に取り入れることで、無理なくリモートワークと育児を両立させることができます。