横並びにした要素の高さが自動で揃うのは、Flexboxの利点の1つでもありますが、逆に高さを揃えたくないケースもあると思います。
たった1つのプロパティを追加するだけで解決できるので、そのやり方をご紹介します。
デフォルトだと高さが揃ってしまう
このように、子要素それぞれの高さが違っているのに、自動で高さが揃ってしまいます。
このままだと困ってしまうケースもありますよね。
「align-items」を追加
.example {
-webkit-box-align: start;
-ms-flex-align: start;
align-items: flex-start;
}
親要素に、「align-items: flex-start;」を追記することで解決します。
値を「flex-end」や「center」にすれば、下端揃えや中央揃えなど、基点を変えて高さを不揃いにできます。
プロパティの種類についてはこちらをご覧ください。
理想通り、高さがバラバラになっています。
逆に、高さを揃えたいのに揃わない場合は下記を参考にしてください。
まとめ
Flexboxは便利ですがプロパティがたくさんあって複雑なので、あまり理解せずに使っていると、こういった細かい部分で困りがちです。
このように簡単に解決できる場合もあれば、そもそも対応が不可なレイアウトもあるので、プロパティについて詳しく理解しているとコーディングの質も高まると思います。